今月の封切り映画で 中々見たいのがなくて つい飛びつきました。


ちょっとゲスな興味でしたが 有村架純さんが 思い切った見せ場を演じてる というのが 理由かな。

話しとは関係ないけど 吉高由里子のデビュー作の「蛇と   」が 滅茶苦茶 すごい映画で 封切り時には見なくて レンタルで 見たのですが、こんな映画に出た根性が NHKの朝ドラで主演に選ばれた ということから。あの 大島優子の「ロマンス」の あまりに中途半端な映画を見させられ 有村架純さんが どこまで 魅せてくれるか 試してみたかったから。


原作には 同名の書き下ろし小説があるからか 映画は 冗長な無駄に長く感じました。ナラタージュの意味を知らずに見たので セリフにあった「愛し続けること」というポルトガル語なのかと勘違いさせられました。


実際「ナラタージュ」とは 映画製作現場での用語で 「出演者に 過去を語らせる手法」とのことだそうでした。

うーん! 

だから わざわざ現在から 少しずつ過去へ戻っていくのか!


映画が 始まって なんだか無駄に 現在から遡った過去が 2段階にあって しばらく何をテーマにする物語なのか 悩まされながら見ます。

うーん、女子高生と先生の いけない関係の話しなのか と すぐにわかりますが まどろっこしい感じです。でも 大学2年生になってからの 葉山先生との関係性で 物語は 進みます。


有村架純の頑張った見せ場は どこなの? と ちょっといら立ちます。

高校時代だったら 現代では犯罪となるので それは無理だろう とは わかっているけど。

見せ場 は ありました。

頑張ってました。でも それは 期待より やたら後の場面です。


女子受けするストーリーなのかな? 恋愛なのか 先生への憧れを 利用されてるだけなのか。


映画は 常に 泉 (有村架純 )の目線です。先生 (松本潤 )は 何を考えてるか 常に わかりません。小野 (坂口健太郎 )から好かれてるのは わかりやすいです。


先生を忘れようと 自分のことを思ってくれている小野くんに 少しだけ心を向ける。でも、ダメだよー そんなことしたら ストーカー化してしまいかねない態度。そう考えると 先生も ストーカーになりかねない雰囲気がある。


女子は 恋愛映画として捉えるのか? 実際は 恋愛映画ではないと思う。

でも 原作があって そのタイトルに引きづられ 時間配分は ボクには無理!

長過ぎました。

冒頭での 懐中時計も 最終的には 意味は繋がったけどね。